スタッフ佐々木。

低血糖症というイライラの原因。

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おはようございます。
佐々木です。

ストレスというのは日常的に存在しているものですが、

世間的な認識として勘違いしやすいところがある感じがします。

ストレス=イライラという認識が多い気がします。

実際、イライラがストレスになるというのもその通りだとは思いますが、

ストレスというのはイライラも含め、色々な感情や行動、事象に対する、

ジレンマ(?)のようなものがストレスというものになっているのだと思います。

だから勘違いしてほしくない事として、

イライラしている=ストレスが溜まっている、ストレスが原因である、

ではないということです。

ストレスが原因の時もありますが、

ストレス以外による原因もありますので、

それを考えずにただただイライラをどうにかしようとする、

ストレスを発散するというのは少し危ないかもしれません。

この場合、問題なのはイライラしやすい状態です。

イライラというのは必ずしも外的要因によって生まれることがほとんどですが、

イラつく事、それほどでもない事、人によって違うと思います。

更に同じ人でも、一つの事象に対してイラつく日とイラつかない日があるかと思います。

この日による変動というのは誰しもが持っているものですが、

体調によっては些細な事でイラつくような日が続く時があります。

この状態を少し気にして頂けたらと思います。

日常的になっているのなら尚更です。

気が短いって言われた事があるのなら、

もしかしたら体調かもしれません。

ということで、長い前置きになりましたが、

このイライラしやすい状態で気にして欲しいのが胃です。

そしてもう一つ言うのなら、低血糖症です。

簡単に言ったら糖分過多です。

低血糖と言っているのに糖分過多とはこれいかに。

と思う方もいらっしゃるかもしれませんが。

糖分でも何でもそうですが、身体というのは、

過剰に入ってきたものは排他する傾向があります。

余分だから要らないという事です。

糖分の場合は身体に入ってきて血糖値を一気に上げます。

血糖値が一気に上がったものだから、

身体の反応としては血糖値を下げるのが通常の反応になります。

ここに一つ問題がありまして、

一気に上がった後に一気に下げるとなった時、

上手い事元の血糖値に戻せるのでしょうか?

そんな上手い事戻る事はないんです。

とりあえず元の数値まで下がる様にインスリンをブワーッと放出するわけですが、

元の数値になったところで止めても、

まだ血中に残っている作用していないインスリンはどうなるのでしょうか。

そのまま作用し続けます。

そうなると元の数値より下がった状態になってしまいます。

つまり低血糖ですね。

血糖値というのは上がるとテンションが上がり、

頭も冴え易く、気分も良い事が多いのですが、

下がってしまえばその逆の反応が起こります。

頭がボーっとして、なんとなく怠い。

そんな気分ですからイライラもします。

もうちょっとちゃんとした理由もありますが、

結局のところこういう事なので端折ります。

で、こんな気分悪いし血糖値下がってるしで、

身体的には糖分をあげなきゃ、みたいな気分になります。

そこでまた自然な流れで糖分を摂ると、

また同じ事を繰り返します。

その先は糖分がずっとある状態になるので、

ずっと血糖値を下げる作用が働き続けますので、

低血糖症と言われるような時間が増え、

イライラしている時間も増え、

結果的にはストレスを感じているような感覚になるのだと思います。

こんな状態になってしまうのは困るのですが、

何故胃に気を付けて頂きたいのか、

これは結果的なものなのですが、

糖分を摂り続ける事で、胃が疲れてきます。

その反応が身体に出てきますので、

逆に胃に気を遣うような生活をして頂ければ、

それらの症状と共にイライラしやすい状態からは抜けられるかと思います。

結局のところ糖分を抜いてくれればいいんです。

性格的な部分に反映されていきますので、

少し気になる事があれば、

改善して頂ければと思います。

宜しくお願い致します。

-スタッフ佐々木。
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