スタッフ佐々木。

自律神経を養う為に。

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おはようございます。

佐々木です。

 

寒くなってくると自律神経が乱れてくる人が増えてきます。

 

というか乱れていると思っている人が増えてきます。

 

なんなら自ら乱している人が増えてきます。

 

 

え?と思うかもしれませんが、そう思う方程もしかしたら乱しているかもしれません。

 

逆に、ちょっと解るという方は案外大丈夫な様な感じがします。

 

というのも寒くなってくるという事はそれまでの生活のリズムと全く同じでは足りない物が出てきたり、

 

逆に過剰になるものが出てきたりして、身体に悪影響が出てきます。

 

それに気付けるか気付けないかの差が大きいのですが、

 

大事なのはその感覚なんです。

 

 

例えば今の時期だと、朝とか気持ち良く起きれない人も多いのではないのでしょうか。

 

何となく寝足りない感じだったりして、ダラダラとしたくなったりしていませんか?

 

気付く人というのはここで睡眠時間が足りていないと何となく気付きます。

 

気付かない人は、もう少し寝たいけど起きなきゃ。で終わってしまいます。

 

この差って実は大きく、

 

前者の場合は足りてない事を解っているから長く眠れる様に生活のリズムを変える事が出来ます。

 

後者の場合はいつものリズムがあるからと思って、これといった変化が起きる事はありません。

 

そうなると、本当は徐々に身体の感覚も変化しているにも関わらず、感覚を押し殺して、

 

結果的に自然な理想の生活リズムから離れ、体調を崩してしまうのです。

 

 

自然な感覚で行けば、季節の移ろいに合わせて睡眠時間や食べる物や格好などが変わっていきますが、

 

不自然にピッチリと規則的な生活をしていると、これらにあまり変化がなかったりします。

 

まぁ流石に格好は変わるとは思いますが、他はいかがでしょう。

 

睡眠時間とか変化していますか?食べる物は違うとしても飲み物とかはどうですか?

 

寒くなれば自然と睡眠時間は伸びますし、飲食物も身体を冷ます効果があるものは本来であれば避けるのが好ましいですが、

 

習慣という事で同じものを食べ続けたり、飲み続けたりはしていませんでしょうか。

 

朝はバナナに決まってます。とか、お酒を飲むならビール。そんな事をこの時期でもしていたら身体は冷えておかしくなります。

 

 

自然な感覚を持っているのならそんなに心配は要らないのですが、

 

その自然な感覚以外の人ってどんな人ってところも気になる所ですよね。

 

そういう話になった時にここでよく出るのが、理論的な人か感覚的な人かです。

 

理論的な人を馬鹿にする訳ではありませんが、

 

ご自身の感覚を知識や理論によって潰してしまっている人がまあ多いです。

 

それならまだしも、理論武装によって感覚というものがそもそも無くなってしまっている方もいたりします。

 

それが少し恐いところで、理論という名の多数派によって考えが左右されるようになり、

 

ご自身の判断ではなく、誰々がこう言っていたからこれが正解だ。皆こうしているから自分もそうする。

 

そうなるとちょっと違うよね?と思う訳です。

 

誰かが言ってた知識や知恵を活用するのは良いと思います。

 

しかし、実践してみてご自身の感覚としてはどうだったのか、それすらも考えずにただやり続けるというのは、愚の骨頂です。

 

 

もう少し解り易い所でいきましょう。

 

自律神経の話から始まっていますので、

 

例えばなかなか眠れなくて、頭痛があるとします。

 

感覚的な人であれば、眠れなくなった理由に思い当たったり、

 

眠れるように試行錯誤し、様々な所に目が向きます。

 

眠れれば頭痛も出なくなるという事にも結果的に気付いたりします。

 

 

ところが理論的というか多数派の人は、

 

まず病院へ行くイメージがあります。

 

何故なら皆そうしているからで、

 

何故眠れないのか、何故頭痛が出るのかについては二の次なんです。

 

更にはその人の中では眠りと頭痛は別問題。

 

自分の感覚よりも、その道の権威と呼ばれる人の言葉が一番で、

 

その人が「こうだ。」と言えばそれで間違いない訳です。(少し極端に言ってますよ)

 

たまたまそれが合っていれば御の字ですが、

 

合ってないのにひたすら対症療法で薬だけ出されて飲まされて、

 

改善しない事に疑問も持たずに「これさえ飲んでいれば大丈夫。」なんて事をやっている人がいる訳です。

 

こんなものを愚の骨頂と表現せずになんと表現すれば、と思ってしまうのです。

 

 

これだけ言って馬鹿にしていないというのもどうなのかと思いますが、

 

実際の所、理論的な人でも突き詰めて道を究めんとする人というのは、

 

感覚的な方と通ずる瞬間があったりします。

 

だから馬鹿には出来ないと思っているのですが、

 

ただ、そういう人はごく一部で大抵がそうでは無いように思えますので、

 

やはり理論的な人にはもう少し感覚を養ってほしいなと思っています。

 

 

普段は院長が同じ様な事を言ってくれているので、

 

今回の様な話はあまりしませんが、自分も同じように思う所がやはりありますので、ちょっと吐露ってみました。

 

理論も感覚もどちらも大事ですが、

 

今のご時世情報が溢れかえっていて、自然と理論的になりやすいので、

 

意識的に感覚を磨いていく事が、体調をキープするコツかもしれませんね。

 

 

 

 

 

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