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肩こりについて。㊦

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こんにちは 金田です。
お暑うございます。
もう それしか言葉が出て来ないですね。
まだ7月で まだまだこれからが本番なのかと思うと げんなり しそうですが。
暑い時も寒い時も 何故か無性に辛いモノが食べたくなります。
今年も 激辛旨モノで更に汗だくだくかいて 乗り切って行こうかと。
さて 肩こりの話  ―東洋医学的考え方―  です。
まず 東洋医学で考える健康とは
身体を巡る ' 気 ・ 血 ・ 水 ' が滞りなく循環している状態で
その巡りが悪くなると 臓器が正常に機能しづらくなり
筋肉が疲れ易くなったり 緊張し続けたりしてしまい  あちこちにコリや不調が表れます。
個別に見て行きますと
 ' 気 ' が滞ると 影響の大きいのが " 肝 " です。
 肝の気が滞ると 頭から頚筋にかけて重い とか 首が回りにくい などの症状が表れます。
また イライラや怒りっぽくもなります。
胆とも関わりが深いので そちらに影響すると
側腹筋に緊張が見られるようになります。
そういう場合は 肝や胆に通じるツボを選んで 治療して行きます。
 ' 血 ' が滞って淀んだ状態を ' 瘀血 ' というのですが
これは そのままコリにつながります。
先ほどの 肝にも関連するのですが
肝の '気'が滞って熱を持ち それが'血'の水分を減少させて '瘀血'を作り出します。
その際は 肩甲骨の間が凝って苦しい という症状に表れます。
 ' 水 ' の滞り
(因みに ' 水 ' とは体内の血液以外の水分 とお考え下さい)
飲食からの水分が 脾の失調により 胃に停滞し ' 気 ' の流れを閉塞させて 肩こりの原因となります。
他にも 胃に留まれば当然 胃腸障害などにもなりますし めまいや頭痛など起こしたり
四肢の関節に停滞すると 関節水腫 (俗に言う 水が溜まる) になったり 
また 腎と肺の失調によるものは
皮膚の下に滞り むくみや皮膚のトラブルに なったりします。
全体の症状としては
重だるい,慢性的な胃腸障害,背部のコリ,腰痛,胃の裏あたりの重苦しさ,手足のシビレ・痛み,めまい,頭重感,ふしぶしの痛み
などなど あります。
そしてこれは 日本人特有とも言えるものですが
気を遣い過ぎて 脾を損い 水分の分離が不十分となり易く
また 自然環境も湿潤なので 皮膚からの発散も不十分になるのも加わって
内に滞った水分が ' 気 ・ 血 ' の流れをも悪くさせてしまうのです。  
この場合は 水の通路を治療して行きます。
こういった考え方をしますので 単純に凝っている肩だけの治療ではなく
関連する臓器へのアプローチをすることで
その場しのぎではない 根本につながる治療が出来るのです。
余り長く放置しますと 改善するのも時間がかかりますので
早めの治療を おすすめ致します。

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