スタッフ佐々木。

本当にそれが良いのかどうか、意外な落とし穴。

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おはようございます。
佐々木です。

胃の調子を良くするのに何をしたらいいのか。

なんてことを質問されたりすることがありますが、

胃という以上大体想像通りなもんで、

食生活を変えるというのが大きなウェイトを占めています。

しかし食生活を変えるといっても、

中には、胃に良い物を食べているつもり、

変な物は食べていない、

といった方もいるかと思います。

これがなかなか厄介でして、

良かれと思って食べているものが実は胃に負担が掛かっている、

なんてことがザラにあります。

例えば、最近でこそ知られてきている話ですが、

「牛乳」なんていうのもその一つになります。

カルシウムやらタンパク質やら人間に必要なものが摂れると言われていましたが、

果たしてこれらが本当に牛乳から取れるのか?

そもそも牛乳って人間が飲んでも大丈夫なのか?

そんな根本的な部分から疑問視されていたりします。

まず冷静に考えてみると、牛乳というのは牛の乳、

ということは飲むのは牛です。しかも子供だけです。

人間も同じ様に、乳を飲むのは乳児までです。

あとは極稀に物好きが飲むぐらいでしょうか・・・えぇ、僕は違います。

話を戻して、

牛乳には牛の子供に必要な栄養分が入っていて、

決して人に必要なものが入っている訳ではありません。

栄養価が高いのかと言われれば別にそういう訳でも無い。

そして牛の消化器官と人の消化器官というのもまるで違います。

こういうのをすっ飛ばして牛乳が身体に良いというのはどうなのかな?

と思ってしまいます。

まあ牛乳に関しては調べて貰えれば色々あるかと思いますのでこの辺で。

色んなものを消化吸収する胃腸にこんな感じものが入れば疲れる事が、

想像できたら良いのですがいかがでしょう。

できない場合は消化器を比較して頂くと早いです。

次に何とも言い難いのですが、

「果物」です。

果物のイメージというと野菜と同等まではいかなくても、

健全な食べ物のようなイメージがついていますが、

これは実際のところどうなのか、ということが考えられてきています。

特に甘味の強い果物。

たまに食べる分には美味しいし良いとは思うのですが、

健康の為に毎日のように食べている場合。

果物の栄養素の大半は果糖。

他の栄養素がこの果糖に対して多いのかと言われればそういう訳ではなく、

必要なものを必要量摂取しようと思えば果糖が過剰になります。

この果糖というのは簡単な話、砂糖の片割れ。

胃を冷やす原因にはなりますし、

過剰なエネルギーを生みますので、それだけ身体には負担になってきます。

また、基本的には肝臓によって分解されるものですので、

意外と肝臓にも負担になってきます。

もちろん野菜にも多少含まれていたりしますが、

果物に含まれている量とは段違いで少ないです。

だから摂り過ぎということもなく、

栄養素も果糖以外がほとんどになりますので、

身体に必要なものがしっかりと摂れるわけです。

こうやって考えると野菜と果物は雲泥の差がありますよね。

牛乳、果物で考えましたが、

他にも色々あります。

ただ正直説明しきれません。

食べ物も本質などを見れば季節なども関わってきますし、

土地毎でも考えなきゃなりません。

今回は解りやすく栄養や生物的な観点からお話させて頂きましたが、

食べ物というのはそれだけでは考えきれません。

そんなことをクソ真面目にやっていると正直肩がコるので僕はやりません。

ほどよく適当にやって、やれる時にはガッツリやって、

手を抜いても良いかなと思えば手を抜けば良い。

そんなノリで食べ物も考えて頂ければ良い。

ただ一つ注意して頂きたいのは、

調子が悪い時ほどシッカリやるものです。

調子が悪いから手を抜くのではありません。

調子が良ければ多少手を抜いて下さい。

色々調べながら楽しみながらやって頂ければ、

こちらも嬉しいです。

宜しくお願いします。

-スタッフ佐々木。
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