スタッフ佐々木。

頚と自律神経。

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おはようございます。
佐々木です。

寒くなってきて、頚が痛くなって、頭が痛くなって、ムカムカしちゃって、んーたらかんたら。

あると思います。

自律神経が乱れてくれば自然と頚が硬くなるのもそうなのですが、

頚が硬くなることで自律神経が乱れることも同様に考えられます。

ついつい複数の症状が出てくると、それぞれ別の原因があって、

その原因に対して何かやらなきゃいけない、と思う方もいらっしゃるかと思います。

頚が痛いのと頭が痛いのは別。

頚が痛いのと胃のムカムカは別。

頭が痛いのと胃のムカムカは別。

一部の例を挙げるならこんな感じで、

例えば、薬は頚の痛み止めと胃のムカムカを抑える薬を一緒に貰って飲んでます。

ついでに眠れないので眠剤飲んでます。

こんな方たまにいます。

医者に行けばこうなって当たり前な部分もあって、

ある種当たり前になってるところもあります。

ところがこちらからすると原因は同じであって、

この場合わざわざ別々のアプローチをする必要はないと考えます。

だからといって頚の痛み止めで胃のムカムカや頭痛が無くなるとは言いません。

痛み止めは感じなくなってるだけで治してる訳ではありません。

これでいいのならそれでいいのだと思います。

ただハマればハマる程に抜けづらくなることだけは理解して頂きたいところです。

頚と自律神経の関係性ですが、

まず脳が近いから頚というのは影響を受けやすいといえます。

上から下へ命令を送るわけですから、緊張感などを感じれば一番近い頚がまず影響を受けます。

そのまま頚が硬くなって締まる事で神経をドシャットすれば、

それは色々体調不良も起こるかと思います。

そして自律神経が乱れていたり頚が固まってる人が逆上せ易くなる理由として、

頚には大きい血管が行き来してるのはご存知だとは思いますが、

血液が下へ降りて出て行く血管と、血液が昇って入って行く血管があり、

二つの位置関係として、出て行くのが外側に、入って行くのが内側にあります。

つまり外側の筋肉硬くなることで、出て行く血管の流れが悪くなり、血液が頭から出づらくなります。

内側にある入っていく血管はあまり影響を受けない為、出る<入る になってしまい、

頭に血が溜まって逆上せたような状態になります。

今回書いてあるものは全部どっちから始まるとかいうものではなく、

どちらもスタートになりえるので、どちらかだけ気をつければ良いという物でもありません。

ただ、治すキッカケとして片方を緩和させることで、

もう片方へも良い影響が出るというのも事実です。

上手く抜くところは抜いて、身体に優しい環境を作れるように出来るかといいと思います。

正直に言うと、

頚が痛いなら治しましょ。

頭痛も治しましょ。

胃がムカムカするのも治しましょ。

我慢してても良い事はありません。

もう少しだけ自分に優しく生きましょ。

-スタッフ佐々木。
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