スタッフ佐々木。

心身と我慢。

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おはようございます。
佐々木です。

今のご時世、しこたま気を遣って自分を押し殺して、

社会に馴染む事が良しとされていますが、

それで心身の調子が狂う方も多数存在しています。

理想的に言えば、やりたい事はやって、言いたい事も言って、

人間関係も持ちつ持たれつの関係が築ければ

心身の負担もかなり少ないのではないのかと考えますが、

なかなかそうもいかないのが今のご時世です。

勿論こんな風に生きれている方もいますが、

相対的に見ればかなり少ないかと思います。

そんなご時世で、

特に我慢することの大事さ、

というより重大さを感じてとって貰えると

自身の身体の管理にも繋がるかと思います。

我慢というものに美徳を感じている場合は、

一旦その考えから離れて頂いて、

少しだけ話を聞いて頂ければありがたいです。

我慢をすることで真っ先に影響してくるのが、

胃になるかと思います。

グーッと我慢していると、

胃が硬くなり、胃の上で脈を打つようになってきます。

我慢というのが自我を押し固めるものであるのなら、

一緒に内臓も押し固めて硬くしてしまいます。

基本的に硬くなれば機能や動きというのは低下しますので、

硬くなる事というのはあまり良い状態とは言えないかと思います。

ストレスと言えば伝わりやすいかと思います。

ストレスを感じる事で胃の動きが悪くなるのは何となく想像しやすいですよね。

我慢というのも自然とストレスとなり易い為、

そうなれば結果的に胃に関連してくるのでは?と思います。

そしてグッと堪えるというのは、自然と身体に力が入ります。

それがフルパワーなのか僅かになのかは人それぞれですが、

少なくとも我慢しながら完全に脱力するのは難しいかと思います。

恐らく多少なりとも力が入っている訳で、

力が入っていればそれだけ血流が落ちる訳で、

血流が落ちれば修復力も落ちる訳で、

修復力が落ちれば色んな筋肉・内臓の機能が落ちてきます。

最終的にはコリや痛みにも繋がって来るかと思います。

また、身体が硬くなることで、

精神的なキャパシティも低下します。

これは何とも説明しようがないのですが、

身体が硬くなっているというのはそれだけ緊張感を持っていたり、

単純に身体の調子が悪いと考えられます。

緊張感があれば物事に対して敏感になりますし、

調子が悪ければなかなか気持ちの良い応対というのは出来ないかと思います。

ここまで考えると、

我慢をすることが心身にどれだけ影響するかが解ってくるのではないのでしょうか。

我慢を別に全否定はしませんが、

散々我慢しながら体調が優れない言うのなら、

一度我慢をしない、もしくはしなくてもいい環境を作ることが大事になってくるかと思います。

思ったことを一度飲み込んで、別の答えを出す。

これも立派な我慢です。

何度も繰り返していけばそれが小さな塊になり、

それが徐々に成長して行くかと思います。

飲み込んだモノが胃の中に溜まってると考えて頂ければと思います。

もう少しテケトーにやって下さい。

お願いします。

-スタッフ佐々木。
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