東洋医学

冷えは万病の元。

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さぶいっ!!

さてさて、東洋医学系では冷えは万病の元と言われています。

脳梗塞、心筋梗塞、メンタル、不眠、神経痛、胃痛、嘔吐、ぎっくり腰、寝違い、足がつるまで、えげつない物から軽度な物まで

冷えが心身に与える影響は絶大です。

先日も不眠症の相談で治療後、ゼナやまむしドリンクを飲みながら、睡眠薬を使われている方の相談を受けました。

科学で考える方は、えらい事をしでかすなーと思いながら、ますます眠れなくなってなってないですか?なんて会話をえんえんとしてました。

先日、お勉強していただいた自律神経。

最近流行のレッドブルもしかりですが、口から入れて、不自然に元気を与えるリスクを考えられると良いと思います。

覚せい剤とまでは言いませんが、眠気覚まし、テンションを上げる為の薬と、落ち着かせて睡眠に導く薬を毎日、併用してるんですから、患者さんの自律神経君も苦労が耐えません。

自律神経系のメンタル問題を起す方が多いのが、全て化学医療が正しいと思ってる方が多いですね。
ご注意を・・・。

人の体は、動物や植物と同じです。
自然な方法が一番です。
自然の摂理からズレますと、厄介な事になりますので御注意下さい。

後、眠れないで死んだ人は居ません。

それを知るところからはじめては・・・。

で話が飛びました。

冷えは、健全な体と精神状態であれば冷えは体内の取り込まれません。

これが、若い子の特徴です。

これが、年齢と共に冷えが体内まで入り込みます。

そうすると、上記の内科症状や西洋医学で言う不定愁訴の様な様々な症状が出ます。

と言う事で、まず冷えを取り込まない発想を持つ事が東洋医学の予防医学になります。

恐らく雪国では当たり前だったのでは無いでしょうか?

①体表面を極力露出しない。
首、手、足、ココに冷風を当てているだけで、その手足の冷えは、経絡(ツボの線路)を伝い臓器まで冷やします。

これは、アスリートでも東洋医学を知っている方は厚手のグローブやスパッツを履いている方を見受けます。

自分からすると、賢明ですね!と思います。

その場の、かっこ悪い。もありますが。故障してかっこ悪い。も有ります。
オススメは、その場の評価を気にしない事です。

ちなみに、体表に水分が付いてると、放熱は倍増します。
と言う事は当たり前ですけど、よく冷えると言う事です。

手の冷えは首コリ、メンタルの不安を作ります。
足の冷えは婦人科系の問題、腰痛、前進の体温低下感、ココでも不安を作ります。
首の冷えは、風邪や寝違い、首関係の腕や肩に神経痛を出します。

総じて言えるのは、良く冷えている肉体の持ち主は、冷えが不安を助長してます。

肝(きも)が座らない状態が強いです。

と言う事で、体感温度と精神面は相当大切な繋がりを持っていますので、体は温かい状態を多く持つ事は重要です。

競技前、競技中、競技後、全てに置いて、あっついわー!ぐらいを目指しましょう!

②温まる食べ物を良く取りましょう!
葛湯(くずゆ)葛根湯の元です。しょうが。ウコン。大根、ごぼう、人参。味噌。
そうです。
根菜類です。

反面、冷やす食材。
アルコール。砂糖。コーヒー。チョコレート。バナナ。菓子パン。乳製品。四足肉(殺される時に泣き苦しむ。お肉)
南国や夏の果物。

ここは、今時難しいので適度に・・・。

③入浴法。
最近の自分の入浴温度45度ぐらいですが、時として50度近くに入る事も有ります。
体表から体内の臓器まで冷え切った物を温めるのですから、湯治場並みに熱いお湯がオススメです。
しばらく下着でも熱いぐらいが良いですね。

当たり前ですが、湯船に肩まで浸かって下さい。
半身欲を愚直にこなしている方がいますが、冷え性な方ほど半身浴してません?

更に、入浴後の皮膚は毛穴が開いてるので、其処に冷気を当てると、体内に冷えを取り込みます。

と言う事で、良く拭き、さっさと布団にもぐりこんで下さい。

この風呂から布団までの、冷えの時間が長い方が不眠や冷え性になります。

④朝の冷え込みに合わせて寝ましょう。
アルコールを飲む方など多いですが、お酒を飲み暑いので薄着。
朝に、やっちゃいました。と言う電話が寒い日の朝に増えます。

⑤女性は冷える事で婦人科疾患におちいりやすくなります。
生理痛を筆頭に、不妊、子宮筋腫から逆子まで、足の冷えは、ストレートに子宮に伝達されます。

冷えは万病の元です。

体感されている方はそりゃそうだ!と思うと思うのですが、冷えは、現代医療、西洋医学の欠点な部分でも有ります。

○京大学教授で人体の細胞レベルの研究をされている方の治療中に、冬と夏の体の違いを説明して、目からうろこです。感動した!と言われた事が有ります。

西洋医学ではこの辺が抜けてますので、根本が冷えの場合、東洋医学が良いんですね。

冷えが、病気を作るんですか?と西洋医学系の方に言っても、関係ないと言われるほうが多いと思いますが、冷えは大きく人体に影響を与えてます。

と言う事で、十分な冷え対策をされて、快適な冬をお迎え下さい。

オマケで、冷え性の方で、フローリングが多いお家の方は、シューズがオススメです。
スリッパは冷えます。
外に出て歩けば解ります。

最近はクロークスシューズのもこもこ付を奨めてます。

昔から言われる良い状態が、頭寒足熱、頭が冷えて、足温かい。

で、ダメな状態が、上実下虚、上が暑く、のぼせ、足が冷えて冷たい。

それでは、レッツ予防医学!!

それと、先日、絶妙なタイミングの患者さんの一言が良かったのです。

これは、無理だ!鍼灸が良い!と思って来ました!

その、選択が素晴らしいんですね。

自己管理できる方です。

もちろん、ダメな時はダメなんで是非、来て下さい。って感じなんですね。

自分の自己管理への厳しさが原因なのでしょうが、しんどい状態を溜めに溜めてから来られると、あららっ!と思うときが有ります。

溜めないうちにメンテナンスがオススメです。

車のオイル交換やタイヤ交換みたいなモンですね!

パンクする前がオススメです!!

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