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生理痛

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生理痛は、うちの嫁が妊娠前からひどくつらい症状でした。
気絶したことがあるほどひどいありさまでした。

その為、かなり念入りに治療してきました。
週に2~3回治療して、更に生理3日前から毎日治療して、何とか薬の無い、無痛の生理を経験させてやる事が出来ました。

本人にも努力をしてもらいました。
乳製品や甘い物を減らし、緑の多い野菜を中心に取ってもらい。
ヨガにも、はまっていました。

難しい嫁の生理痛が自分の初めての患者さんだったので、嫁よりもひどい状態で無ければ効果を感じて頂いてます。
まずは、生理3日前の治療から試していただければと思います。

患者さんに毎日の様に治療に来ていただける訳でも無いので、食生活の改善、お灸(千年灸)やヨガは欠かせません。

生理痛の方の特徴は、パン食や乳製品を好み。
たまに胃痛が出たり、頭痛の随伴症状を持っている方が多いです。
貧血もたまにあります。

まさに体質改善的な考え方が必要です。

体質を改善できれば、プラスの副作用が有ります。
(良い意味でおまけで胃痛や頭痛が良くなると言う事です。何から良くなるかは個人差が有ります。)

一番大切な事は、薬を絶つ生活を心がける事です。
東洋医学的には大体の方が於血と言う(ドロドロ血)証になる事が多く。
この於血の原因の一つは薬品と言われています。
その他、どうしても脂質が増える欧米食が好きな方に多く。パンや牛乳などなど日本食では含まれない動物性の脂質が多くなってしまいます。
取ってほしい物として、野菜の青物です。
ほうれん草や小松菜です。

良くレバーは?と聞かれますが、東洋医学では植物性な物を進めます。
他の動物が使っていた血液を取るよりも、植物をから自分で鉄分を作る方がキレイな鉄分だと思いませんか?

次に甘い物です。
今までの経験上。女性の甘党と男性の酒好きはどうあがいても辞めさせる事は出来ないと思っています。
なので、毎日、甘い物(あめやお菓子も含め)を取っている人は、3日に1回を進めています。
ダイエットやお酒の飲みかたでよく使われる方法ですが、1日1個なら、2日我慢して3日めに3個食べても良いので中2日は食べないようにする方法です。
こうすると、臓器が休める日が出来ます。
毎日、食べる。飲む。というのは健康上良く無いはずです。
それを中2日で回復させるという方法です。

甘い物が何でいけないの?と思われる方へのちょっとしたイメージ。
糖分はインスリンを出し続け、胃粘膜も弱くして、胃痛を引き起こす方の嗜好品です。
甘い物を沢山食べてみて、イライラ具合を観察してください。
当日から翌日にかけてイライラしやすくなると思います。

もうすでに、甘い物の虜の人は、辞める事でイライラするかもしれません。
はじめは少しづつでかまわないので少しづつ減らしてみましょう。

次に、体の硬さに出る症状は、開脚が苦手なはずです。
開脚のストレッチも大事なので1日1回出来るようならやってみましょう。

後、休めるようなら、仕事を休みましょう。
生理痛がひどい人が、鎮痛薬を飲んで仕事を続けると子宮筋腫の原因になるとも言われています。
価値観は様々なので、あまり強くは言いませんが、妊娠にしても、生理痛が優しい方が妊娠しやすいと思います。

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