スタッフ佐々木。

食後に痰が絡むんで。

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こんにちは。
佐々木です。

人の身体というのは不思議なもので場所や役割などで、様々な体液が存在します。
粘膜などの弱い部分を守る為の粘液や、
食べ物を消化するサポートを行う唾液、
体温を調節する為の汗、
鼻水、尿、血液、リンパ液、その他水分、うんたらかんたら。

それぞれ無いと困るものなのですが、今回はその中でも痰についてです。

痰もいわゆる粘液の一種で、主に気管や喉といった部分の粘膜から分泌するものです。
役割としては粘膜を守る、そして菌などを包んで外に出せるように分泌されたりします。

しかし今回の話というのは、風邪を引いて痰が絡むとか、たばこを吸ってるからか痰が絡むとか、そういうお話ではありません。
食後に痰がからむということにスポットをあてます。

気にしてないだけで、意外となってる方がいるのではないかと思う症状です。
というのもここ最近、自分が若干その気があり、思い当る節もありまして、記事にさせてもらってる次第です。

何が悪いのか、気にする部分は何なのか、その辺を一緒に知って頂ければいいのかなと思います。

では早速ですが、この痰というのは体液の一種ということで、基本的には水分調節によって分泌の具合が変わるものです。
東洋医学の話になってしまいますが、身体の水分調節というのは「脾」という部分が担っています。
この「脾」というのは水分だけではなく、食物を消化して生まれたエネルギーを水分と共に身体へ分配する機能があります。(これを運化作用といいます)
そんなことから、実質的に食物を消化する胃とは切っても切り離せないような関係性を持っています。
胃が悪くなれば、脾も一緒に悪くなりやすくなり、脾が悪くても、胃が悪くなりやすいものです。

こんな「脾」が水分調節をするのですが、機能が弱まったりすると、身体の水分が余ったり、少なくなったりします。部分によって必要な所に行きわたらなかったり、逆にむくみのように余ったりします。
これを水毒とか言ったりするのですが、この様な反応の一環として、食後に痰がからむということがあります。

何故食後なのかというと、脾胃が一番働いているタイミングが食後だからで、働けば臓腑のエネルギーは使われ、その時に少し弱っていれば水分調節まで上手く機能してくれません。
つまり、脾胃が弱っていることで、運化作用が乱れ、痰が多く分泌されるということです。

一緒に出やすい症状としては、皮膚や唇の乾燥や、むくみ、下痢、嘔吐など、
水分の増減によって起こる症状を伴いやすいです。

ではなんで脾が弱るのかという話になりますが、自分の場合ピンときてるのは甘い物です。
普段から気をつけて下さい。と言いつつも、人から貰うと食べてしまう習性がある為、タイミングによっては1日でやたら食べてることもあったりします。
そんなことがちょいちょい続きましたので、あぁ・・・と思っている所なわけです。

甘い物を日常的に召し上がる方の場合は、知らぬ間に脾胃は疲れていますので、正直言えば痰が絡むだけでは済まない人が多い気がします。
で、こういう方がやりがちな事として、痰が絡むからといって食後にのど飴を一つ、とかね?それってば更に脾胃に負担掛けてますので、より症状が頑固なモノになります。だから気になるならそもそも甘い物を減らす事。のど飴も舐めない方が結果的には良いはずです。ちなみにご飯を減らすは間違いですからね!

ということで一つ目は甘い物が脾を弱らせます。

次に背中のコリ、ハリ、こんなんがあると脾は疲れやすくなります。何となく解ったかと思いますが、基本的には胃に悪いことは、脾にも悪いです。
先ほども言った様に脾と胃は切っても切り離せないものです。
背中のコリなんかが怪しいようなら早い内にとってしまうのがいいでしょう。

食後にン゙ン゙ッ!ン゙ーッ!!とかやってるのも煩わしいかと思います。というか僕自身煩わしいです。自分も少し摂生してどうにかしようと思います。

気になる方はどうにかできますのでご検討下さい。

ということで食後の痰は脾胃の疲れでした。

-スタッフ佐々木。

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