ブログ

治療家による「治す」にまつわる論議。

投稿日:

先日の木曜日は

松崎先生。

佐々木先生。

竹前で

治す。って何ですか?

みたいな談義で熱く話しました。

患者さんによっちゃなんのこっちゃな話かもしれませんが

気付きの役には立つかもしれません。

非常に厳しい事をまず言って置きますが

全てとは言いませんが

患者さん自身が病を徐々に作っている。

これが7~20年以上いろいろと治そうとして来た。良くしようとしてきた。治療家の基本です。

そして竹前的に言えば

それは運命のようなものですし。

みんな自分が好きな事で病気になってる事も有るし。

信念によって病気になっている事も有る。

生れ持って、育った環境の価値観で病気になっている事もある。

それを変える。と言う。

おこがましい事が治療でもあります。

食事や生活習慣、価値観や性格。

そして

それは

各々が、自分が普通。と言う中で生き。

病を作ってしまっている事には全く気が付きません。

そういう本質を言っても受け入れる。入れない。

言われるほどに逆に悪化することに向かう。

テコ入れするほどに、余計に踏ん張る。

図星な事を言われ腹を立てる。

自分のプライドを守る為に離れる。

その人それぞれです。

大病ともなれば

毒親ともなれば

健康で健やかな生活の価値観とは逆です。

結果

万里の長城以上の大きく壮大なバカの壁が立ちはだかります。

※バカの壁は養老猛さんの本で、価値観が違う人間がいくら話し合っても無駄。と言うような本です。

治りたいけど

短気が治らない。

頑固は変わらない。

薬で誤魔化すのが辞められない。

暴飲暴食が止まらない。

夜更かしが止まらない。

ネットゲームが辞められない。

自分を正当化して、他人のせいにすることが辞められない。

不調和には何かしらの問題が有るから

不調和になっている訳ですが

気が付かない人は変われません。

自分は何一つ悪くない。と考えたい人は多いと思います。

そういう方にとって、ある種、病名が非常に、救い。になります。

否定できる身内が居る事で、共依存の形が作れます。

親が悪い。子供がオカシイ。

その形でバランスが出来上がってたりするように見える事はチョイチョイ有ります。

病名をもらうと

勝手に、病気が起きた。

薬を飲めば責任を果たすことになる。みたいな

形を取ります。

私は悪くない。

間違ってない。

気が付きません。

これの典型的な形が、子供を病気にする毒親です。

本質的な原因は

自分自身であったり。家庭環境の価値観であったり。

そういう点に置いての問題が見えず?

気が付かず。

見えても認めたくないのか?

強く自己の正当化に走る事で

どんどん、気が付かない。形を形成します。

とくにかく病名を探します。

病名が決まれば、後は、薬漬けです。

薬が効かなくなれば、入院?手術?

この時、自分が悪くない。

自己正当化。を取りますから

根本的な原因の自分や家庭環境は変わりません。

なので治りませんし

悪化します。

なぜかと言えば

気が付かないからです。

他に

大病になりがちな方も同じ事が言える傾向が有ります。

病気とは

病の気の事なんですが

皆さんにも解り易い物で言えば

短気。

頑固。

陰気。

欲望(志であれば別)です。

上記の性質がそこそこなレベルで持ち合わせていれば

心身はどこかしらで不調和を起こします。

もう一つ付け加えると

外柔内剛です。

ようは、外面は良く、うんうんと話を合わせる事は上手くても

その実、腹の中は違う方です。

それを、普通、もしくは正しい。と考える方です。

更には、本音と建て前、人付き合い。内柔外剛で無い人間はダメ。

正直である事。

本当の事を言う事を悪だ。と考える方はそれ以上に悪い状態な事が多いかもしれません。

さて

この様な方々は得てして

大病を患ったり。

子供を病気にして

子供がオカシイ。私は被害者。のような形を作ります。

さて

皆さんは

どのように治しますか?

これが、我々が話し合ったテーマです。

その先は、企業秘密って事で・・・。

嘘です。

自分の答えは

自分をより良くする事です。

簡単に言えば

極論

鏡ですからね・・・。

家族を良くしたければ

自分が良くなるしかない。

子供を治したければ親が健全になるしかない。

※最後に一つ、心の病気に限った事では有りませんが

生活保護を受けてしまった方は、鬱であれ何であれ

治癒は困難になります。

生活保護が悪い。訳ではなく。

私には治せません。

他に道はあるかもしれません。

こころの疾患の治癒の最後の砦は

人に必要とされ、感謝される事。だからです。

これも気付かない人には

何のこっちゃな話ですが

優しさ

甘さ

は似て異なるもので

未来に出来る形は、天国と地獄。

大きく異なります。

もう一つ、先日、薬物の報道の中で、覚せい剤の再犯率を年齢別に記載されていましたが・・・。

正直、向精神薬の断薬の難易度も同じような傾向が有ります。

簡単に言うと

若い時の方が、依存から抜け出すチャンスは高く。

年齢を重ねるほど、難しくなります。

キモはやはり50代を超えて依存している場合は、上手に付き合うほか無いかと思います。

オマケなので

深くは記載いたしません。

ではでは良き、土曜日を!!

では

松崎さんのオススメでも

自分はこっちがおススメです

竹前さんだぞ!!

-ブログ
-,

Copyright© 海陽堂鍼灸治療院 , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.