スタッフ佐々木。

足の裏の痛みとお尻。

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こんにちは。
佐々木です。

動き出しや歩いていたりすると足の裏にピシッと痛んだ経験はありませんでしょうか。

継続的に痛みが出てくると歩き方なんかも変わってきて結構嫌なものですよね。

お尻から大腿、ふくらはぎに突っ張った感じや痛みがあれば、座骨神経痛なんて言われたりしますが、

更に足の裏までいくと足底筋膜炎なんて言われたりします。

踵から伸びて足の骨でアーチを作る為に弦の役割を持ったのを足底筋膜というのですが、

これが軽く損傷したり硬くなったりすることで、足を着く度に痛みがでることとなります。

そもそもこの足底筋膜がどういう役割を持っているのか気になるところですよね。

単刀直入に言えばクッションの役割になります。

衝撃を吸収しバネとして歩く推進力に変えるものです。

ただのクッションと言えば大したことはなさそうですが、

人の体重が全て足の裏に掛かる事を考えると大変なことです。

自分の体重のものを持ち上げるのはまぁ大変だと思います。

もちろん本当に全ての力が足の裏に掛かっている訳ではありませんが、

それにしたって毎度毎度そこそこな負荷が耐えてる訳だから大したもんです。

で、それが痛むと。かなり嫌な痛みです。

でもこれだけの負荷が掛かれば普通痛みそうですが、

痛む人と痛まない人がいるのは何故なのか。

まず真っ先に考えられるのは単純に使い過ぎということ。

歩く事が人よりずっと多いとか、マラソンなどで走る距離が長いとか、

とにかく負担が多ければ、損傷があるのも考えられます。

でもそんなに運動量が多い訳ではない、

むしろ少ないのにすぐ痛くなる、といった場合はなんなのか。

それは足底筋膜が硬くなってしまっている。

か、

足底筋膜までの筋肉が硬くなってしまっているか。

足底筋膜が硬くなっていれば痛みが出やすいのは想像しやすいかと思います。

硬くなったゴムが伸びようとすれば切れてしまうのは極自然なことです。

では途中が硬くなっているとダメなのは何故か。

一ヶ所が硬くなったり縮んだりすると、身体全体の長さというのは変わりませんから、

その付近の筋が伸びたり、姿勢を変えたりして縮んだ部分の長さをフォローします。

そうなるとフォローに入った分、その部分の余力が減ります。

その状態で負荷が掛かればいつも以上に負担が掛かり、故障を招く原因となるわけです。

つまり、ふくらはぎや大腿、お尻といった部分が硬くなれば、

必然的に足底筋膜への負担が増える事は間違いなく、

痛みが出たり炎症を起こしたりすることも増えます。

足底筋膜炎の方は足の裏だけではなく、

お尻から下もちゃんとケアしてみるといいかもしれません。

-スタッフ佐々木。
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