治療論

腰痛と鍼灸治療論。

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腰痛は、多方面の筋肉が付着する関節で有り、多くの臓器の反応点ですので、多方面の原因が考えられます。

筋肉で言えば、肩から腰、膝から腰、首から腰と多方面から、筋肉の関与が有ります。

読んで字の如く、月へんに、要(かなめ)と書きますので、多くの重要性を秘めています。

臓器で言えば、大腸、腎臓、胃腸、肝臓、胆のう、尿管など多くの問題をサインとして出します。

なので、この臓器系の問題であれば、いくら筋肉を緩めても、再発を繰り返すと思います。

と言う事で簡単には書けませんが、週一回、3回程度続けてみる事で、改善は見込める疾患です。

結果、今までの対処療法以上の価値を感じ取って頂けるかなと思います。

強く揉むと硬くなる。と自分は良く書くのですが、ある強く押す事が売りの院長の下で働いている時、腰を横から強く押す事で、足が伸びなくなる方を良く見受けました。
その場では無く、後日、そう訴えて来るんです。
で、また、揉んでもらうのですが・・・。

自分も指圧で尊敬する方も居るので、全ての強い指圧がいけない訳では無いのですが、筋肉のや臓器の意味も考えないで、気持ちよいと言うから強く押すと言う方が、民間資格には多く居ます。

サービス業を好まれて通っていた方で、気持ち良いから通っていた方の筋肉は思いのほか不自然な破壊を受けている事が多いです。

赤ちゃんの筋肉、良質な筋肉の持ち主は強く押すとおおよそ痛がります。

これが、正常です。

でも、強い刺激になれた方は、鈍感になり、更に強さを求めます。

最終的には棒で押して、気持ち良いとなります。

ここまで来たら、粗悪筋である事は間違い有りません。

力は強い事は有っても、しなやかさには欠けていると思います。

と言う事で治療(医業)とサービスは異なりますので御注意下さい。

最後には、もう一度言いますが、全ての先生では有りません。

臓器、筋肉、気、全てを考え壊す事無く治療してくれる先生も居ます。

鍼がどうしても嫌で、そういう方が知りたい方は、都内まで通える方でしたらご紹介します。

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