体の考え方。

ケリースレーターの分析。

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体の勉強をするようになってから、動きに対しての見え方が変わった。

昔は、その動きをするには、その筋肉の補強をしないとダメだと思っていました。

でも、今は違います。

筋量も大事ですが、楽に動かせる状態に大切なのは、筋量よりも、可動域の拡張です。

10年間サーフィンの頂点に君臨するこのケリースレーターの動きを、分析、真似しようとするサーフィン関係の方は多いと思います。

どうしたら、あのスピードがでるのか?

どうしたら、あんなに、腰を落としてもしなやかな動きが可能なのか?

どうして、あんな格好から又、板に立てるのか?

どうしたら、あんなにゴム人間の様な動きが出来るのか?

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で、今年、サーフィン雑誌に多くのヒントを掲載されているのですが出来る人はやっぱりいないのでは無いかと思います。

やっぱり凄すぎます。

ケリースレーターの動きを可能にしているのは、ここまで動かす事が出きる可動域を持っている事。

でも、ココまでの動きはヨガをやらない限り出てはくれないのではと思います。

それを理解して、必要性を感じて、ケリーほど、ヨガを極めた様な動きまでやれる人はどれだけいるのだろうか?

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この筋肉も、無駄に増強された物では無いと思う。

サーフィンを日々しているだけで、必要な筋肉が付いているだけ、だから、ウェイトや器械や陸上で同じ筋肉を作る事は自分は出来ないと思っています。

似たような、筋は作れても、サーフィンの様に、独特なパドル筋、テイクオフ、最大限に腰を落とし、バランスを取り、捻る動きは、やはり、波に乗り続けて出来上がる物だと思います。

バランスを取り、立つ為に発達した足腰。
大きな波でも、パドルする為に発達した腕肩まわり。
早いテイクオフをする為、ラインを描く為に発達した諸々の筋肉は、その為に発達してるから、サーフィン以外で作りだすのは至難の技だと思います。

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で、更に彼のいう、一番大事な、多すぎない食事。

睡眠までトレーニングの一環として発想できる人が沢山居るとは思えない。

体を作りだすのは、食べ物だと、しかっり理解して、更に、食べ過ぎにリスクが有る事に理解出来ない人は多いと思います。

体の機能や生理学を学んだ人間で、更に教科書以上のレベルまで考えないと、その先の発想は出来ない気がします。

普通のトレーニングバイブルでは、ケリーの行動は間違いになると思います。

栄養学も間違いになると思います。

イチローもそうです。

筋トレをしないで、初動負荷をして、カレーばかり食べて、栄養学的にも運動学的にも、一般常識からすれば、間違いです。

でも、結果は出しています。

それでも、一般常識的には、間違いになると思います。

で、恐らく、彼らに、一般的な基本トレーニングや栄養学を提供したら、自分はパフォーマンスは低下するのでは?と思っています。

と言う事で彼らは間違ってはいない。

間違いは、完璧に常識的トレーニングをしている方かもしれません。

日本と言う国は、統計学やその他の数字で常識的な範疇を中々超えようとする人は少ない。

基本的に、みんな同じ行動に大切な何かを感じています。

と言う事は、常識的では無い、ケリーのマネを出来る人はいないのかな~と思います。

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