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筋紡錘とは。

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前回の初動負荷トレーニングのブログをご覧になった方に筋紡錘の事を聞かれたので書いておきます。

せっかくマニアックな当院に来て頂いているので、知っておいて下さい。

筋紡錘とは、骨格筋中にある紡錘形の微小な感覚器。
筋肉の収縮を感知して手足の位置・運動・重量・抵抗の感覚を起こす。
動物の姿勢保持や細かい運動にかかわっています。

簡単に言えば、無意識の様に立っていても、前後左右の筋の長さを調整してるセンサーです。
そして、走る時、何処の筋が収縮してなんて考えなくても、バランスを取って、走っている訳です。
それが、このセンサーです。
良く当院で、ぎっくり腰の方に体育座りをさせて収めるのは、このセンサーを元の長さまで戻して認識させる為のものです。

これを上手く鍛えるのが、初動負荷理論の一つです。
一般的なイメージとしては反射の一種です。
意識よりも早いレベルでスムーズに動かす様な理論です。

※マッチョの人ほど腱反射テストが難しいのは、筋をつけすぎると過緊張がおきてリラックスが苦手になります。
腱反射(膝の下を叩いて、膝が縮んで足が伸びる等です。かっけのテストとして有名ですが、筋が柔らかいアスリートほど反射も敏感です。過緊張やマッチョ体質な方ほど、「あれ?」「あれ?」と反射が起きにくいです。

そして、これを理解して行われる治療が、鍼灸やPNFやオステオパシーです。

マヒ系の患者さんや自分の体の状態をわかる選手にしか理解できないかもしれません。

よく、強すぎるマッサージや指圧。
行き過ぎた電気治療は体を硬くして、身体能力を下げてしまうと自分が言うのは筋紡錘やその他の神経、筋繊維を傷つけてしまう為です。

商売の為に言っている訳ではありません。

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一過性に強引に伸ばす強い指圧は結果的に、上記の様にキレイに並んだ筋細胞を潰す行為でもあります。
目に見えないレベルの筋細胞や毛細血管、神経、筋紡錘などを潰す事になります。

なので、一過性に伸びた筋肉が修復する際、血流も悪く、組織は硬くなって修復を終えてしまいます。

その、神経細胞が鈍感になってしまった状態が「もっと強く押してくれ!」と言う状態です。

筋肉のつけ方も色々有ります。
パワー筋をつけたいのか、持久力のある筋を付けたいのか、あらゆる方向にスムーズに動ける筋肉を付けたいのか、方法も異なります。

筋紡錘を知る事で、鍛え方も変わると思います。

一般的に言えば反射神経が良くなると言う例えになると思います。

そして、治療法も一般論から逸脱して、一般の方と一緒に整骨院や整体で揉んで治らないと嘆くのでは無く。

色々な治療法が有る事をご理解頂けるかと思います。

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