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東洋医学を認める事が出来ない日本。

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世界では科学的根拠よりも結果の出る。東洋医学を認めているんです。
科学に固執するがゆえに、東洋医学の実績を認めない国が日本です。

そんな、話を書いていこうと思います。

最近、自律神経失調症やうつの患者さんが増えて来ています。
ちなみに、東洋医学だと冬の疾患です。
症状が重くなりがちなので、増えて当たり前の季節です。

よく自分が話すことです。

西洋医学の生理学的分野では、いまだに解明出来ていないものは沢山あります。
医学書を見れば解ります。
原因不明・予後不良・予後不明瞭は沢山有ります。

みなさんは、有名大学病院で有名な教授なら安心しているかもしれません。
しかし、どんなに立派な先生でも、人体の不思議は理解しきれていないと思います。

例えば、鍼灸の効果自体をWHOの世界保健機構は46疾患の効果を認めています。
内科・小児科・婦人科・精神科など色々認めています。

面白い事実として、逆子は足の小指や内ずねにお灸をする事でひっくり返る。
この実験の成功率は80%です。(条件付です。)

さあ、これを、誰でも良いので現代科学で説明して下さい。
と言ってもどんな優秀な人体の生理学の教授でも説明は出来ないと思います。

そして上記の様なWHOが認める鍼灸治療法のほとんどが、東洋医学です。
科学的根拠ではなく、実績による結果をWHOもほぼ認めている訳です。

まずは、この事実を知って下さい。
WHOと言えば世界基準です。世界的に認めている効果の出る治療法を、科学的根拠が無いから認めないのが、日本です。
何を信じるのも自由です。
しかし、鍼灸を自信満々に否定する人に聞いて下さい。WHOは何故鍼灸を認め、日本では認めないのか?

次に、メンタル系の患者さんに話すことです。

人体の解剖学は、見れば解るのでほぼ完璧に理解されていますが、脳や臓器の機能や作用などの生理学は、まだ20%しか理解されていないんです。

だから、小指にお灸をして逆子がひっくり返っても、ドクターでも説明は付かないです。

おそらく、当院のアンケートの、治療結果や効果の半分も説明は出来ないと思います。
何故なら、私自身やっている治療の半分は東洋医学の理屈で治療をしているからです。

いまだ、人体の生理学は宇宙を旅している状態なんです。

西洋医学では、数字や画像だけ見せてさも解っているように話す。
でも、治らない。
それは、人体の機能自体がいまだに、研究途中だからです。

あたかも、それが、全て正しい様に話しますが、それが完璧に正しい訳では有りません。
昔から言われている治療が科学的根拠がなくても結果が出る事は意外と多いです。

メンタル系の疾患は特に科学で説明が付きにくい物です。

スポーツトレーナーの先生も良く、訳の解らない疾患には、訳の解らない治療が効くモンです。と言ってました。
訳が解らない疾患とは、原因不明もしくは、原因が解っているようでも治らない疾患。※治らないとは、実際の原因の全てが解っていないと言うことです。
そして、訳の解らない治療とは、科学的根拠では無く、昔から言われている東洋医学の事です。

それが、意外と効くもんです。

そして、メンタル系の疾患の原因は、感じる事でいくつかは簡単に解ります。

特に、ある意味、メンタル系の診断名を頂く方は、感性が敏感です。
なので、科学に固執しなければ、簡単です。

ただ感じれば良いんです。良い物と悪い物。を感じれば良いんです。
そして、感じ取れたら、認めれば良いんです。
科学が追いついていない事を知った上で。

あとは、行えるか否かです。

まずは、3つ。
冷え。パソコン・テレビ・ゲーム。環境です。

まず。メンタル系の疾患に共通する物。手足の冷えです。
体温は、常温に保たれていても、足や手が冷えを感じていれば、心まで寒くなります。
なので、冬はメンタル系の患者さんが増えます。※西洋医学では、残念な事に冷えを病原とは考えません。

冷えを増やしてしまう物。甘い物全般・洋食全般(特にパン食)・コーヒー・バナナ・アルコール・引き篭もり(運動をしない事)・夜更かし・パソコン・ゲーム・その他やせ過ぎ、体脂肪の落としすぎも一つの原因です。

体質改善で体温を上げる方法。玄米・根菜類・しょうが系(特にウコン)・指揉み・寒風摩擦・手足に冷水と温水を交互にかける。直接的なマッチョ体質作り(ポイントは少し脂肪がのっているぐらい)などなど。

例えば、同じストレス環境でも、手足が冷えている時と冷えてない時では感じ方が違います。
手足が冷えると心も寒々しく、どうでも良い言葉に、気に留めてしまうことが有ります。
感じて見て下さい。

次に、パソコンやテレビゲームは元気玉を吸い取ります。

パソコン仕事と他のデスクワークと比較すると疲れ方が違います。
これも、科学的根拠が無いと言えばそれまでですが、目は死に、口は開き、声は小さくなり、ため息を付き、思考は清明にならず。ひどければ口はどもります。

ずーと続けていれば、解ります。メンタル系の疾患のほとんどの方がパソコンと向き合う仕事に多く。
建築業等の体を使い。物を作る仕事の方にはほとんどいません。
対処法としては、仕事以外画面を見ない。固まっていた分だけ運動をする事です。

次に環境です。

一番大事なのは、頭寒足熱の環境を作る事です。
現代の洋式の住宅で多く見るのが、フローリングの床に暖房はエアコンと言う環境です。
フローリングでは足は冷えます。欧米諸国を見習っているのかもしれませんが、大きな違いは家の中まで靴をはいて生活している所です。
次に暖房器具ですが、一番オススメは直火のメラメラするストーブです。そこにヤカンを乗せて蒸発させる事が一番オススメです。
エアコンの空気は頭部ばかりに集中してしまう事。常に部屋に風が吹いているので乾燥する事が問題点です。
更に、加湿器を置き、また風を増やせば、咳の出やすい部屋になってしまいます。
更に、言えば電化製品が多いと気は淀みやすくなります。

そして、床フローリングのエアコン暖房で、上実下虚という東洋医学の病症になりやすくなります。
上実下虚とは、頭はのぼせ傾向の足は冷え性の傾向です。
こう言う状態の時、気持ちが乱れやすくなります。

反対を言えば、頭寒足熱を実行出来ていれば、気持ちはぶれにくい事になります。

そして、最後に環境の大きなポイントは人の繋がり方です。
人の気は、うつります。

気な人。陰気な人。怒り。イライラ。楽しい人。

気と考えなくても、周りの環境に影響を受ける事を認めるだけ良いです。
そして、出来るだけ、ポジティブでパワフルな人を求め、ネガティブな人を自分から求めない事です。

比較的、同調してしまうとネガティブな場合も有りますが、それもそれで、良いと思います。
ただ、元気な状態を求めるなら、自分が矮小に見えても、エネルギーの有る人と会話をする事です。
意味の無い、プライドよりも、パワーをもらう事をオススメします。

※比較的、あこがれるような人徳者ほど、つらく厳しい過去を経験した上で人徳者になっています。
初めから、人徳者は東洋哲学的に存在しないはずです。

なので、ある意味、メンタル系の疾患を抜け出た方で、立派になる方が居ます。
自分が治療して来た方でも、本当に社会的にトップの企業で自分よりも若い方で役職であったり、ある大学で教授になられたり、肩書きうんぬんではなく、世界を又にかけて仕事をしていたり、実に人生を生き生きと活動し始める人も多く。本当にうなるほどの人徳者になっている方もいます。

人は、大きく成長する前に大きな苦しみを経験します。
東洋医学のうつとは、そう考える物です。
治らない。抜け出せないのは、薬が増えて行く、西洋医学中心で考えるからかもしれません。

人は、科学的根拠や目に見える物を信じすぎる事により、感じる事をやめる様になりました。
そんな、気がするけど、科学的根拠は無い。

根拠が無ければ、悪い、とうすうす感じていても問題ない事にしてしまいました。
その人体の科学が20%しか解っていないのですから仕方有りません。

WHOが認める鍼灸適応疾患を日本が認めないのも、結果が有るが、化学的根拠が無い事が一番の要因です。
しかし、実績は有るんです。
そうでなくては、世界基準で認める訳も有りません。

これを、誰かが説明できるほど生理学や人体の不思議が解明されるまで、日本では、一部、人体が理解された医療が主体で有る事を知って下さい。

東洋医学を否定する事は簡単です。

心や魂・気など見つかっていないだけで有るとは思いませんか?

心臓移植で記憶がうつった事は有名な話です。ネットでも見つかるかもしれません。
科学で言えば、記憶ですが、こころや魂がうつったと言う方が、ぴんと来ませんか?

気功も否定する事は簡単です。
でも、一回有名な先生に倒されてみて、その後、否定してみてください。

メンタル系の疾患の診断を受ける人は、科学を信じすぎる方に意外と多いのかも知れません。
人体は、自然に咲く花や植物、海や山の様に自然物です。
パソコンや車の様な人工物では有りません。

解剖学者の養老たけし先生も言っています。
人体を100%理解した時、人は人を殺し細胞レベルまで分解して、その人を生き返らせる事が出来るはず。
現代の医学は、皆が思うほど完璧ではありません。
一度、組織が死ねば、体は生きていても、その組織は、二度と元には戻せないんです。

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