ココ最近、サーフィンで有名な一宮周辺の海岸線に消波ブッロックを投入するそうで、一時停止を求める声が大きくなっています。
自分は、昔(10代後半頃?)、阿字ヶ浦に住み込みのバイトをしながら、サーフィンをしていました。
数年後、久しぶりに見た阿字ヶ浦は変わり果てていました。
本当に悲しい事です。
今回も同じような事が起きそうです。
大きな自然の中にいると、本当に大きな人工物は違和感が有ります。
テトラ。防波堤。
いつの間にか見慣れてしまいますが、コレが海に無い頃はもっと雄大だったと思います。
見える範囲に人工物があちらこちらに見える。
ある種、大自然はすばらしい芸術作品の様な感動を自分は感じますが、その芸術作品に、無機質な人工物が一つ目に入るだけで違和感を感じます。
それがいくつも増やすのはいただけません。
人間が作る不自然な芸術作品の様な河川や海など有ります。
すごいなー、きれいだなーと思うことも有ります。
でも
時がたてば、人が作った物は滑稽で古臭く感じてしまいます。
自然の景色は何億年と言う代謝を続け変化して、常に美しい。
昔の葛飾北斎が描いたような白い砂浜や青い海を失わせた。
北斎の時代の人が今の日本の海を見て愕然とすると思います。
河口付近の波は泡が消えない。
波間にゴミが浮き、ビーチにもゴミが溜まる。
海面に油膜がはっている場所。
いたる所にテトラポット。
きっと昔の日本人は、現代人に「お前ら、何してくれたんだ!!」と怒ると思います。
防波堤にテトラポット。
確かにそれで救われる人々も今までは沢山いました。
でも、不必要な物まで増やさないでほしいです。
千葉のサーファーを中心に中止を求める署名活動が行われているので、協力出来る方はお願いします。