スタッフ佐々木。

没頭することのリスク。

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おはようございます。
佐々木です。

何かに没頭してのめり込むというのはとても良い事だと思います。

が、のめり込み過ぎて周りが見えなくなるどころか、

自分がどんな状態になっているのかまで見えなくなってくるとちょっと怖いです。

現代ではこんな人がかなり増えてるんじゃないのかな?と思っていたりもするのですが、

自覚がある人はその中でもどれだけいるのだろうか、とも思います。

休み所と頑張り所との境がなくなり、

いつの間にか一日中頑張ってる状態に身体がなっていたりする人がいます。

自覚として出た頃には治し方が分からない、休み方が分からない、

こんなことになってもまだやり続ける。

そんな方の後が怖いです。

いわゆる自律神経失調症と呼ばれるものなのでしょうが、

度が過ぎれば付き合い切れないような症状がポロポロと出てくるイメージがあります。

何故そんなことになるのかと言われれば、

まんまですが、自律神経がおかしくなっているほかないでしょう。

休んでる時間まで緊張しているからですが、

寝ても覚めても仕事のことであったり、勉強であったり、

常に思考を働かせていたりすれば、

休んでいる態勢をとっていても身体は案外緊張しているものです。

そのまま寝入っても、夢を多く見ていたり、身体が強張って血流が悪くなっている為に、

修復も満足に行われないかと思います。

それで朝起きたとしてもスッキリしないのは当然のような感じもします。

そうなれば自然と睡眠時間も削られていき、ますます身体を追い込むような形になっていきます。

こうならない為にも自信の中でメリハリをつけていく事が大事になってきます。

簡単に言えば休む時は休む、やる時はやる。

それだけの話なのですが、なかなか「それだけ」とは言えないものなんですよね。

治すには意識して治していく必要があります。

生活のリズムを正していくのはもちろんですが、

身体に出ている不調を一個一個治して行くには時間が掛かります。

恐らくしんどいと思う時期もあるかと思います。

それでもなんとかニュートラルな状態に戻していかないと

後々ボロボロになるのが想像できます。

明日明後日の話なのか、1ヶ月2ヶ月先なのか、1年2年、10年20年、

どれぐらいかは正直分かりません。

でも分からないからこそ怖いんです。

「意外と何とかなるかも。」が何とかならなくなる瞬間がいきなり来たらどうにもなりません。

それが怖いんです。

身体が気になってるのであれば休む時に休む。

休み方が分からなくなってるのなら、

とりあえずまず休暇を取ってみる。

身体を動かしてみたりして、自分の身体と向き合うことも必要だと思います。

しばらくちゃんと休めてないなーと思った方は、

是非一度お休みを取って自身の身体と向き合うことをお試し下さい。

意外と楽しめるかもしれません。

-スタッフ佐々木。
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