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固定概念か、信じる気持ち。

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私が悩む話は

鍼灸で治せる疾患に置いて

一回か二回来られた方が

他医療で、悪化や手術などと言う話を聞く時です。

同時期に有る患者さんから二人。

腕の上がらない方をご紹介頂いた。

ご紹介頂いたご本人の腕も以前上がらない時も有った。

一人の方は一回のみ来院。

一人の方は毎週来院され、二月弱で腕が上がるようになっている。

腕が上がる様になってるが、たまに少し痛みがあるが生活に支障はない程度。

そして、もう一方の方はどんどん悪化して

今度手術をして、1年間リハビリをするようである。

そんな話を聞くと色々考えてしまう。

説明が悪かったか?

いやいや、もともと、常識的過ぎて、せっかち、心身より何かが大切。

鍼灸の入る余地などほとんど無かった。

そして、良くなっても、比較対象が無ければ、腕が上がる様になった方と同様。

まだ完璧では無い。と言う不満も出てしまう。

難しい症状を治しても

マイナス点ばかり見れば、病院以上の効果でもそれは不満も出る。

鍼灸で治した方が圧倒的に競技復帰は出来たであろうが・・・。

それを最高と考えられるのは、病院では、そうなる現実を知っている方だけです。

みんなが言うから病院や整骨院を選び。

お金が無いと安い物を選び。

時間が無いとそう言う場所に行く。

でも、入院リハビリなら治療に専念する。

多くは、なるべくしてなっていく。

鍼灸師は多くの方のターニングポイントで縁を持つ。

その先を、引っ張るのも我々の仕事だし。

その方の価値観を尊重するのも我々の仕事です。

私の見立てでは

その方は手術をしても

痛みは消えない可能性も大きい。

東洋医学で言えば、原因と痛い場所は別です。

病院では肩を見ますが

肩を悪くしている物が有ります。

仕事は楽しいですか?と聞かれ。

楽しいっすよッと答えます。

こう言う事を悩み、考え、成長し、技術系の職人は成長しますので・・・。

年々成長できます。

しかし、不思議な物?と言うか自然の摂理と言いますか・・・。

常識的で中途半端な難病の方との縁が非常に薄くなり。

健康でパワフルな方のメンテナンスか

本当に厳しい状態の方との縁が増えているように思います。

丁度良い所に、丁度良い患者さんが来るんだよ。

これが大先生の言葉の一つです。

その時、私は初心者で、非常に常識的な難病の方ばかり診てました・・・。

私も常識的?

いや目に見える学問だけに没頭してました。

常識的と言うは病院を中心に考える治療です。

こういうお医者様を中心に考えた方を大先生に紹介しても

患者さんは逃げます。

大先生は、病院の考えはどうでも良いからです。

今思えば、非常に腑に落ちる話なんですね・・・。

治らない人は

治らない技術者を条件的に選びます。

治る人は

治る技術者を条件的に選びます。

これも、気付きかもしれませんのでごちゃごちゃ言っても仕方ありませんのですが・・・。

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