海陽堂の首痛治療論（頚椎ヘルニア・ストレートネック・頚椎症）。

まず首の痛みの発症で多いのが、ストレートネックや頚椎症や頚椎ヘルニアが有ります。

アンケートの数から言っても、自分の得意疾患になるのかもしれません。

自分の治療としては、問題のズレや張り詰めた筋肉を緩めるだけで、痛みは軽減する簡単な話です。

ここでの、注意点、鍼灸がまず最初にすすめたい治療法で有ります。
一回で違いを感じられる為に、疾患名は違えど、アンケート数は豊富です。

で、治癒までの時間がかかっている方に多いのが、カイロプラティックを受けて来られた方です。

よく書くのですが、自分もカイロの勉強、勤務経験共に有ります。

頚椎は簡単に鳴らす事が出来、一過性の気持ちよさや開放感を感じる事が出来るかもしれません。

ただ、ココで勘違いしない方が良いのが、首がキレイに並んだからでは有りません。

ボキッ！と鳴らす事で、結合組織（靭帯）を伸ばしているんですね、その為、一過性の開放が生まれます。

結果、楽になったと感じますが、カイロに何回も通ったあげく、治らないで、余計辛くなって、来る方がすごく、多いのです。

この方達に首を見ると、右へ左へ前へ後ろへ、いたる方向にズレています。

この現状に、昔は、怒りすら覚えましたが、コレも患者さん達の選択した事と思って受け入れてます。

皆さんも知っておいて下さい。

カイロと言う国家資格は、日本では存在しません。

更に現在の法律では、ボキボキは禁止されています。

理由はインターネット上にも出てくると思いますが、かなり、リスクが有ります。

世の中のイメージは、カイロや整体の民間資格は料金を店頭に掲載でき、フリーペーパー等にも掲載できるのでとても身近な存在です。

でも、逆に、医療系の国家資格は、店頭に料金を記載できません。
フリーペーパーにも料金は記載できません。

治療となった時間違えないように御注意下さい。

まずは西洋医学的見解を書いていきます。

まずストレートネック。

読んで字の如く、本来、多少の湾曲があるべき頚椎の湾曲が失われる事により、頚椎の椎間の隙間が失われているか、頚椎のバランスのズレによって発症されます。

原因の代表的な物が、パソコン業務です。
他にも当院では、バレエ、社交ダンス、パチンコ、スロット、マージャン等でも患者さんが来られていました。

次に、頚椎ヘルニア。
椎間板が神経に触れてイタズラしていると言われています。

他にも、頚椎捻挫後遺症
俗に言う、ムチウチが治癒したものの、症状のズレた物が疲労などで出てくる。

頚椎ヘルニア、ストレートネックの場合、単純な首の痛みの先になります。

進行するにつれ、方の付け根、肩甲骨、三頭筋、人差し指や中指、手首など、出方はまちまちですね。

鍼灸の治療論としては、首のズレの改善と、首の張りつめの開放、疲労感の回復です。

東洋医学的には、頑張り屋さんと言う証にしましょう。
（本当は肝実だったり、肝脾不和、気虚だったり、於血だったりします。）

一番多いのが、頑張りすぎで、疲れを改善させる事が出来ない方。
睡眠が5時間以下の方が多い。

お酒を毎日飲む傾向のある方が半分ぐらい。

仕事、家事、ダブルワーク、過度の趣味などの多忙な、タイプ。

後ですねー。

言いにくいのですが、鍼がとても恐い方も割合的に多いんです。
で、ぎゅーと強く押してくれるマッサージが好くな人が割合的に半分近くいますね。
手技の強さは、何処まででも耐えられるタイプですが、細い鍼がチクッとするだけで、恐がるタイプです。

大丈夫です。

小学生も治療をしてます。

その一歩を踏み出せれば治療法や改善方法が見つかります。

で、このタイプの方に良く言うのですが、ゆっくり3回ぐらいに分けて刺して行く事で、治療は優しく改善を感じられるやり方、カチカチの筋肉を緩めてから、問題点を刺す方法。

反面、一回目で改善を望まれる場合は、初めからズーンとすると思いますと言う話をします。

だいたい、性格、性分として、やっちゃって下さいと言われますが、息を止めたり、筋肉に力を入れ踏ん張って構えている場合が多いですね。

鍼はリラックスして刺すと無痛です。

筋をカチコチにして刺すと痛みを発します。

なので、本当は緩やかな方がいいですね。

と言う事で、症状によりますが、改善を感じるまで、一回から数週間の方います。

カイロ・マッサージ・電気などが多い分だけ、回数は必要となります。

まずは、早めの鍼灸がオススメです。

後は、ウォーキング（犬の散歩はダメです。運動としてのウォーキングです）と睡眠時間の増加、休肝日の増加をどれだけして頂けるかで、治癒までの道のりは変わります。

後は、個人差と言う事でお問い合わせ下さい。

以上、宜しくお願いします。