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ランナートーク。

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まず、陸上の特に長距離、マラソンの患者さんは鍼灸をする人が多い。

そして、長距離の極意は生理学にあります。

生理学をいかに理解しているかでタイムがかわる。

この究極のトークは、一般常識、基礎生理学の先を行っているので、とてもためになります。

例えば、早いマラソン選手は糖質で走ります。
脂質で走る人は遅い選手と言うことになります。

なので、ある期間、炭水化物を絶って、試合前のある期間から、貯蓄してみたり。

そうする事で、ある意味、リバウンドを利用して、吸収を高めるそうです。

次に、ある大学駅伝部では、ストレッチをしないそうです。

ここの選手さんは、その監督の方針がいまいち、腑に落ちない感じだったので、治療家側の意見を書きます。
※強い大学です。

まず多くの競技で柔軟性に富んだ筋肉が良質と言われています。

ただ、例外はあります。

話が変わるようですが、立ち仕事の患者さん、長距離選手の患者さん、どちらも硬い方が多いんです。

これは、長時間、同じ姿勢を取る上で実は、硬い筋肉の方が疲労しにくいんです。
※ランナーさんは、皆さんが思ってる以上に体幹を固めて走ります。

しかも、いかに疲労しないかがポイントですから、一応、理にかなってます。

ただ、治療を必要とする場合、緩める所は緩める必要があります。

この子もそうでしたが、そもそも、腰やお尻が原因で、足底筋膜炎やアキレス腱炎は、起きます。

授業中や座り続けた後、傷むなら。

それは、座骨神経やその他腰椎の神経を考えたほうがオススメです。
神経の流れが、悪いのは痛覚だけでは無く、運動神経も同じです。

なので、座骨神経痛の方は、ハムストやふくらはぎで肉離れを良く起します。

そして、神経症状は、整形やマッサージよりは、鍼灸が圧倒的に効果的です。

※お友達が、座骨神経痛と言われた後、肉離れしたそうなので、書いておきました。

ちなみに、肉離れも鍼灸で早く治し、残るであろう瘢痕を小さくもしてくれます。
ただ、度合いにより、効果も人それぞれです。
後は、捻挫やぎっくり腰と同じです。
ゆっくりしてれば元々、治る物ですから、必要かいなかは人それぞれです。

ただ、座骨神経痛は手入れしないで頑張りすぎると、また、肉離れする方多いです。

マニアックな話しはとても楽しいです。

運動生理学も、栄養学も、各競技、更に各個人、内容が正反対になる事もあります。

人体、人間、人、医療関係者だって完全に回答出来る人いないです。

深いな~。

自分も勉強になりました。

あっざっす!

恐縮ですっ!

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