治療日記

膝痛、頻尿、勝手に認知症の治療日記。

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さてさて、第二回目。

80代男性

①1日目
初診時は膝が痛くて痛くてしょうがないと、サポーターの下に貼るお灸をつけて重装備でご来院。

変形性膝関節症と診断頂いていました。

治療後、ん?痛くない。とお帰り。
ちなみに、膝にはほとんど鍼は刺しません。

膝の激痛は一回で、改善されることもしばしば。
でも、注射や経過年数、生活習慣などなどが原因ですぐ戻る場合も有ります。

今までの治療は、一年、週2回整骨院に通いちっとも良くならない。
その前はずっと整形外科に通い続けていたとの事。
その他、介護施設でも運動などしているようです。

そんな感じの方でした。

まあまあ良く有る話です。

※初診時、帽子を忘れた話を4回は聞きましたので、勝手に認知症の傾向が有ると判断しています。

②2日目後に2回目治療。
かなり痛みの方は引いたと喜んでおりました。

1日目と同じ内容の治療。

同じ話は有るものの、初日とは印象が違いました。

③5日後に3回目の治療。

ちょっとづつ良くなる感じと喜んでました。

この頃から、同じ話をしなくなりました。

④4日後に4回目の治療。

まだ改善を続けているようで、良くなってきたと喜んでました。

この頃になると、戦時中の話をかなり明確に、同じ話は無く聞けるようになりました。

お小水も夜間が2回から一回程度へ変化したそうです。

ここからが、治療家の悩みどころ?難しい事になってしまいました。

1週間開けて、治療をしてみますか?となり。

⑤1週間後に5回目の治療。

この頃から、良くなっていると言う実感も弱くなり、あんまり変わらないと言われるようになりました。

⑥1週間後に6回目の治療。

この日もあんまり変わらないと言われました。

恐らく、激痛期は乗り越え、違和感と、たまに出る痛みが指標となり始めていると感じました。

と言う事で、治療効果を上げる為に、週2回の治療に戻す事を奨めました。

その後、残念にも、急用でキャンセルで終了してしまいました。

めっちゃ残念な流れですが、これも良く有る話です。

この方が、なぜ治療を辞めたのか?

それは、本人だけが知る事実ですが、色々改善していたのに残念です。

理由の一つが恐らく、治療費ですよね。

もう何万円も使いました。

大変な事だと思います。

でもね。
国民皆医療保険制度は治るから保険と言うシステムではないんですね。

この方は、毎月、月に2回6000円分のお薬を飲まれる。

薬で何が良くなってると言う実感も無いままに。

と言う事で1割負担で12000円のお薬をのまれています。

1割負担ですから・・・。

換算すると、12万円のお薬を利用している訳です。

これから、少子高齢化の時代で、このような医療費を負担するのが我々なんですが・・・。

鍼灸と薬、どっちが良いのか知っておいてほしいなと思います。

当院に12万円使えたら、だいぶ改善させられる自信は有るんですけどね・・・。

ぼやきを、さて置き、このような事が良く有るのも鍼灸です。

治療の途中リタイア。

80代、しかも90歳目の前の方で、膝、頻尿、認知症などなどどこまで求めるかでキリが無いと言えば無いのですが・・・。

鍼灸が癖になると表現する人が居ますが、語弊が有る事もご理解頂けたらと思います。

薬でも、マッサージでもこの方は何年も続けていて治らない現実が有ります。

それでも、癖になるとは言わない。辞めない。

本当の理由はなんでしょうか?

膝の激痛が消え。

夜間尿が2回から1回になって。

同じ話をしなくなる程度においくら使えるのか中々難しいですね。

しかも、鍼灸治療でも生活習慣や心身の体力によっては戻ります。

でも、少なくても激痛は無くせます。

副作用も有りません。

どの医療もそうなんですけどね、先日の相談のように手術をしたにも関わらず、ヘルニアが治らない人は山ほど居ます。

花粉症の人も対処療法です。

向精神薬も、睡眠導入剤も、痛みどめも、同じです。

一生飲み続けるのか解りませんが、鍼灸よりは、副作用も100%有り、継続性と医療費の実際は高い事はご理解頂きたいと思います。

まとめ

膝痛は鍼灸が効果的、揉むより、注射より、経験に基づいて体感で経験をお奨めします。

激痛は初期、1~5回で改善。

膝の根治は生活習慣が大きくかかわるので、ひと月以上~数年。

頻尿、薬の副作用で有る事も多いので、薬を併用する以上根治は難しいですが、生活改善と治療で夜間尿は多少は減らせます。

認知症、これは我々がおまけで行っている流れが多く、認知症の治療目的の患者さんはおりませんが、現代医療では、悪化を防ぐ遅らせる事が通説な中。

数ミリでも改善する確率は大いに有ると実感はしています。

※この判断は、我々の自己評価と、送迎をしている患者さんのご家族の声も有ります。

反面、今回のように、私自身が、患者さんへ認知症で有るか?失礼に思い直接質問もしておりませんし、治療後に同じ話も無く、戦時中の話をしっかり話されたのは、私自身の感想です。

出来れば、ご家族にも評価いただきたいのですが、なかなか簡単では有りません。

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