トレーナー視点。

鍼灸と選手の理想。

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競技者の方で鍼灸を利用される方は、ある意味、どの程度の治療が自分のベストを引き出すかを伝えてくれます。

ガンガンに刺して、引っ掛かりを無くしたり、可動域を上げ、痛みをとるのも良いのですが、重い。だるい。と言う事になる事も有ります。

全身治療の様に酸素カプセルの様に、何だか全身が軽い。

なので、ある意味軽い治療のほうが良い場面も有る訳です。

この程度が、試合前は良い。

どの状態が自分にとって良い状態なのか?

そう感じるのは、間違いなく選手自身なので、それを伝えてくれると上手くいきます。

例えば、サッカーの、オスグットの学生は痛みが有るより、ガンガン刺して、重いほうが調子が良いと、痛みよりはマシなんです。と試合直前に来たりします。

かたや、ランナーさんは、体を試合前日、緩めすぎるとダメと言います。
ガッツリやるなら4日前。

競輪の方は、3日前にガツガツ刺して、3日で調子を合わせるのが良いと知ってます。

テニスの方は、これ以上やると重くなるけど、長持ちする。
けど、一回重くなるから、どうしようかなー?と悩みます。

ピッチャーもそれぞれですが、肩の治療を試合直前にする方はいません。

ただ、こう言うお付き合いも、何回も見させて頂いて、どういう傾向になるかを、競技者も、治療者も、理解できて、とても良いお付き合いが出来ます。

鍼灸が武器になる時ですね。

なので、試合直前の、この痛みだけ消してくれ!と言う新患さんは、ある程度、ギャンブルになる事をご理解下さい。

治療後の経過、状態、細かく伝えて頂く事で、それ以上を作り上げられます。

チームトレーナー選びも、学生、アマチュアともなれば、技術の良い悪いよりも、繋がりを優先させる事が通常のようです。

そこで、満足がいかないから、わざわざ、高いお金を出し、不便な、まだ看板も無い。
当院まで来て頂いてると思います。

でも、チームトレーナーの様に、皆さんの日々の変化を見ることは出来ません。

自分も武器になりたいので、細かく伝えて頂く事で武器になりやすいです。

意外と多く、凄いと思うのが、状態を日記に書いている方です。

治療後の経過を日記に書いてあると、どう変化するか?

それを、伝えてくれる方です。

よろしくお願いします。

で、今日の早朝治療中に、ナデシコジャパンが世界一になりました。

患者さんの奥さんがケータイで見ていました。

今の時代は凄いですねー!

治療しながら鳥肌立ってました。

めでたい!めでたい!

おめでとうございます!!

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